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『内科レジデントの鉄則』は早めに身につけるべき鉄則集

41330 / Pixabay

 

梅雨に入り、外出することも減る今日このごろ。休日に「積ん読く」になっている本を読み切る日々です。本を読むのも大事だけど、本を読むだけでは身につかないのも事実。インプットとアウトプットのバランスが難しいですが、平日はめいいっぱいアウトプットして、休日にインプットする日々を送りたいものです。「どこに何が書いてあったか」分かるくらいには読書したいとおもっています。

 

4月から読もう読もうと思って読めていなかった本がこちら。

・『内科レジデントの鉄則 第2版』

この本も持っていない研修医はいない、と言われるほどメジャーな本でしょう。

1.当直で病棟から呼ばれたら

2.内科救急入院で呼ばれたら

3.病棟で困ったら

というふうに実戦的に項目分けされ、

・肺炎を疑ったら、心不全を除外する(肺炎の浸潤影を心不全による肺水腫の陰影と混同しない)

・喘息を疑ったら、心不全を除外する(心不全による喘鳴を喘息と混同しない)

・下痢=腸炎とは限らない(消化管出血のことも)

などなど、初期研修医のpitfall(見逃しやすい点)がたくさんかかれています。

 

専門の本には劣りますが、血液ガス分析の読み方、輸液の考え方についても言及があり、これ1冊きっちり頭のなかにいれれば、かなりのシチュエーションに対処できることと思います。

 

もっと早くに読んでおくべき1冊だっと思います。1年目研修医でまだ読まれていない方はぜひ。2年目の方にはすこし物足りないかもしれません。

 

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