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意外と便利なイヤーノート

webandi / Pixabay

 

医学生5・6年生なら誰でも持っているイヤーノート。この参考書が使えるのは学生時代だけかと思いきや、意外と研修医のときも使えますし、内科専門医試験まで使えるのが意外と売りのようです。

 

Contents

医学生時代に愛用したイヤーノート

確か、5回生の時に生協の集団購入で15% offでQBと一緒に購入した記憶があります。値段は高いですが、一度買っとくべき本。本体には学生時代の書き込みがいっぱいあります。

 

 ↑書き込みはこんな感じ。書き込みが多いページを載せてみました笑

 

医学生の方々の中にはこんな感じに、医学部予備校で使っている三苫ノートや孝志郎ノート、QBや臨床実習で学んだことをイヤーノート集約していくといいと思います。このmy year noteは、研修医になっても役立つので、頑張って作っておくとのちのち役に立ちます。

 

付録『Quick Reference for Resident』が便利

そして研修医になって、学生のときには見向きもしなかった、『Quick Reference for Resident』が今現在非常に役に立っています。
(メディックメディアのHPより引用。2017/7/3閲覧。)
DICのスコア、Well’s criteria、A-aDO2の計算式、ABCD2 score、A-DROPなどなど、覚えるのはしんどいけど、実臨床の場でさっと使いたいスコアがうまくまとまっています。

そして、「発熱」「腹痛」「関節痛」など主要な主訴に対して、

・Commomn disease

・Do not miss(見逃してはいけない疾患)

の2つに分けて疾患が列挙されています。

詳しく記述されているわけではありませんが、忙しい急外の場でぱっと開けて、さっと調べられるのは非常に便利。正直この『Quick Reference for Resident』だけで別売りしてもOKかな、とも思います。

 

学生の皆さんは使わないからといって捨てないで!

研修医の方々で使ってない方は本棚の奥から引っ張り出してください笑

 

以前の記事「救急外来で重宝するアプリ」で便利なアプリを紹介しましたが、病院にもよりますがベッドサイドでスマホを触るのはすこし気が引けます。そういう環境にいる方は、『Quick Reference for Resident』を白衣・スクラブのポケットに入れておいて、当直に備えましょう笑

 

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イヤーノートアプリも活用しましょう

イヤーノートを購入する人の多くがイヤーノートアプリも各自のスマホ・タブレットに導入していることと思います。

イヤーノート本体を毎年買うのは負担ですが、更新なら3,240円です。

2 ver.先のイヤーノートに更新できる(詳しくは下図参照)ので、2年に1回更新すると良いと思います。

(メディックメディアのHPより引用。2017/7/3閲覧。)

また、イヤーノート本体にはアプリを6,480円で買えるクーポン(7/31まで有効。以降は12,960円)がついているので、イヤーノート本体もアプリも持っていない方に関しては、新しく本体を購入し、その後クーポンを使ってアプリを買うと良いでしょう。

 

地味に役立つ『ATLAS(アトラス)』

アトラスも付属しています。国試前の不安な時期に、腎疾患の病理や脳疾患のCT/MRI、皮疹の写真を眺めていた記憶があります。医学生の方々は捨てないでください。研修医になってからは使ってないです笑

 

同期でイヤーノートをもう使ってない人がいて、それはもったいなーと思って書いてみました。ご参考になればと思います(*^^*)

 

 

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