今日の記事はただの雑惑です。
何気なく世界ふしぎ発見!を見ていたのですが、デンマークでは現金が2030年までに廃止されるそうです。
「デンマーク国立銀行は2017年から同国通貨デンマーククローネの発行を完全に停止する計画。」2017年12月3日閲覧
https://jp.sputniknews.com/business/201612203159638/
デンマーク当局は、2017年から段階的に現金を廃止する方針。同プロセスは、2030年に終了する計画。
デンマークのマスコミによると、現在同国のGDP(国内総生産)に占める現金通貨の流通高はわずか2パーセントで、欧州で最も少ない。
現金の段階的な廃止は闇経済に壊滅的な打撃を与える。また非現金取引は、犯罪状況にもポジティブな影響を与えており、デンマークでは2013年から強盗件数が38%減少した。
ノルウェーやスウェーデン などの他の北欧諸国もデンマークの例に続いている。最近5年間でデンマーク経済の現金通貨流通高は25%減少し、現在GDPに占める割合は3-5パーセント未満となっている。
時々日本でも「現金廃止論」が唱えられますが、なんだかんだで日本は現金社会なので、まだまだ遠い未来の話になりそうです。
現金を廃止すると、
- 銀行強盗・窃盗などの犯罪が少なくなり、治安が良くなる
- マネーロンダリングが難しくなる
- いわゆるタンス預金が不可能になり、国が国民の財産を掌握でき、課税強化できる
といったメリットがある一方で、
- サイバー犯罪が増える
- クレジットカード決済関連の犯罪が増える
- 現金に慣れしたんできた高齢者にとっては不自由な社会となる
といったことが挙げられるみたいです。
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クレジットカード社会の欧米では、「現金は盗難の可能性があり危険」「現金を持っていると強盗に襲われる」などと言われ、クレジットカードの方が現金よりも安全と考えられているようです。
他方、現金社会の日本では、「クレジットカードなんて、サインレスで決済できることも多いし、盗まれたら危険」「現金のほうが使いすぎないし安心」と考えられており、現金のほうがクレジットカードよるも馴染みがあるようです。
その一方で、Edy, WAON, iD, QuickPayなどなど現金に代わる仮想通貨が隆盛しているのも事実で、徐々に「脱現金化」が進んできているように思われます。
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