のび太の研修医日記

人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる医師への道


研修医生活 医学書レビュー

『内科レジデントの鉄則』は早めに身につけるべき鉄則集

投稿日:2017-06-25 更新日:

41330 / Pixabay

 

梅雨に入り、外出することも減る今日このごろ。休日に「積ん読く」になっている本を読み切る日々です。本を読むのも大事だけど、本を読むだけでは身につかないのも事実。インプットとアウトプットのバランスが難しいですが、平日はめいいっぱいアウトプットして、休日にインプットする日々を送りたいものです。「どこに何が書いてあったか」分かるくらいには読書したいとおもっています。

 

4月から読もう読もうと思って読めていなかった本がこちら。

・『内科レジデントの鉄則 第2版』

この本も持っていない研修医はいない、と言われるほどメジャーな本でしょう。

1.当直で病棟から呼ばれたら

2.内科救急入院で呼ばれたら

3.病棟で困ったら

というふうに実戦的に項目分けされ、

・肺炎を疑ったら、心不全を除外する(肺炎の浸潤影を心不全による肺水腫の陰影と混同しない)

・喘息を疑ったら、心不全を除外する(心不全による喘鳴を喘息と混同しない)

・下痢=腸炎とは限らない(消化管出血のことも)

などなど、初期研修医のpitfall(見逃しやすい点)がたくさんかかれています。

 

専門の本には劣りますが、血液ガス分析の読み方、輸液の考え方についても言及があり、これ1冊きっちり頭のなかにいれれば、かなりのシチュエーションに対処できることと思います。

 

もっと早くに読んでおくべき1冊だっと思います。1年目研修医でまだ読まれていない方はぜひ。2年目の方にはすこし物足りないかもしれません。

 

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とある国公立大学を卒業し、とある病院で働いている初期臨床研修医。研修医になって見て感じたことを記録に残したくてブログをはじめました。のび犬じゃないよ笑

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