のび太の後期研修医日記

人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる医師への道


研修医生活

新たなローテーション

投稿日:2017-05-09 更新日:

GWも終わり、ローテーション先の科が変わりました。

研修医は1〜2ヶ月毎にローテートさせていただく科がかわり、なかなか大変です。

まずは上級医の先生、病棟スタッフの名前を覚えることから。一般の企業で最初の2年間、1〜2ヶ月毎に部局が変わるなんてことはなかなかないやろから、新入社員のお仕事としてはなかなか特殊なのではないでしょうか。まぁ、もともと研修医なんて仕事が特殊やから、些細な事なのでしょうが。。。

 

ローテート期間が短いことには長所も短所もあります。

(長所)

・たくさんの科を回れるので多様な経験を積むことができる。

・ウマが合わないスタッフ(上級医・コメディカル)がいても、そのローテートの期間の間だけ乗り越えれば楽になれる。

・関心のない科のローテートが短くて済む。実際問題、外科系の人間は内科にはあまり興味ないだろうし、その逆も然りなんやろなぁ、というのが正直なところですよね。

(短所)

・回ってる科のルーチンワークについて「なんとなく分かってきたかなぁ」となったら、すぐ次の科にローテートしてしまうことになり、深くは学べない。

・科が変わるごとにスタッフ(上級医・コメディカル)の名前を覚えないといけないためストレス。スタッフの雰囲気・ノリを掴む、というなかなかに面倒な作業を何回もしなければならない。

・さまざまな科を回ったところで、耳学問になるばかりで実際に使える知識・技術はなかなか身につかない。(例:糖尿病内科をローテしてもインスリンの使い方をマスターできるわけではない)

 

ちょうど短所は長所の裏返しですよね笑

結局人間、

自分のしたいことはやりたい、自分のしたくないことはやりたくない

というだけな気がします笑

 

いろいろと物議を醸す現在の初期臨床制度ですが、僕は毎月新鮮な気持ちで再スタートを切れるので嫌いではないです笑

3年目以降どの科を専門にするか考えつつ、今後もローテートしていきたいと思います。

 

内科専門医制度が刷新される中、制度変更のごたごたに巻き込まれたくない、と内科を嫌厭するムードが広がっています。しかし、ムードなどというのはあくまで一時的なこと。これから40年くらい専門にすることを考えると、最初の3〜5年のことは微々たることのように思います。周りに流されず、自分の一生の仕事を見極めていきたいです。

ランキングに参加しています。よろしければクリックいただけると幸いです!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

研修医ランキング



336*280

336*280

-研修医生活

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

新専門医制度の功罪

m3で新専門医制度の登録数に関して、下記のような記事が掲載されていました。 『内科は20.8%、外科は5.9%、専攻医登録者数が減少』(2017/12/8閲覧) https://www.m3.com/ …

緊急避妊薬のオンライン処方解禁へ

緊急避妊薬のオンライン処方が可能となるそうです。以下の記事に詳細が記されています。 「緊急避妊薬オンライン処方解禁へ 望まぬ妊娠回避に期待」(2019年3月29日閲覧) https://headlin …

「御侍史」や「御机下」を多用する不思議な風習

学生の頃、病院実習をしていた頃から薄々感じていたのではありますが、働き始めて改めて実感すること不思議な『医療用語』の一つに「御侍史」「御机下」という謎の敬語があります。   例えば、開業医の …

おたふくかぜによる難聴がこの2年で300人以上いるらしい

  今朝のNHKニュースでこんなことが話題になってました。 『おたふくかぜで難聴 2年間で314人に上る』 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170905/ …

Choosing wiselyが最近欧米で流行のようです

日経メディカルにこんな記事がありました。 学会が「推奨しない検査」はコレ! http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t298/201709/ …

doctor_dog

doctor_dog

プロフィール

名前:のび太
とある国公立大学を卒業し、とある病院で働いている臨床研修医。2019年〜小児科後期研修医、2017-2019年初期研修医。研修医になって見て感じたことを記録に残したくてブログをはじめました。のび犬じゃないよ笑

※当ブログに掲載している情報、特に医学的情報は医学を勉強途中の研修医の意見に過ぎません。その点を留意の上お読みくださいませ。

twitterのフォローはこちらから!

 

人気記事TOP10