研修医が病院に貢献する数少ない場の1つに「救急外来」があります。
救急対応を扱った本は、誰もが知っている「研修医当直御法度」をはじめとしてたくさんあるのですが、今回ご紹介するのは便利なiOSアプリです。
・ERのTips
JCSやGCS、意識障害の鑑別、くも膜下出血のHunt&Hess分類、脳梗塞のNIHSSスコア、皮ふのデルマトーム、TIAのABCD2スコア、カナダ頭部CTルール、PECARN頭部外傷ルール、A-Drop、CURB65、肺塞栓症のWills基準、虫垂炎のAlvarado score、咽頭炎のCentor scoreなどなど。
ホントは頭に入っていないといけないんやろうけど、いざ救外の場で知識を引き出すとなるとちょっととまどってしまう「スコア類」「診断基準」がキレイにまとまっています。
無料アプリなので、iPhoneに入れておけば必ず役に立つことと思います。ベテランの先生からすると内容の「薄い」アプリですが、初期研修医からすると、このくらいの方がかえって使い勝手がいいように思います。
このアプリは↓で紹介する本の図を抜粋したものになります。詳しい説明がほしい方には、こちらの本をおすすめします。
・ERのTips
一度この本を一読した上で、アプリを使うと、使い所・背景がよく分かっておすすめです。
逆に、アプリを使ってみて、「なかなかいいなぁ」と思った方は、この本を読むことでさらに理解が深まります。無料アプリを使ってもらい、高い本を買わせる、、、という出版社サイドの巧妙な手口を感じます。僕はまんまとかかってしまいました(*^^*) が、後悔はしていません笑
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