のび太の研修医日記

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竜馬先生シリーズのまとめ。「白熱講義」はリアルに行われているようです!

投稿日:2017-11-21 更新日:

(↑の写真は竜馬さんのイメージです笑)

研修医向けの血ガス・人工呼吸管理の著作で有名な田中竜馬先生。米国の集中治療医・呼吸器内科医として活躍されているそうです。

このブログでも先生の著作を度々紹介させていただいています。僕は彼の書いた本が平易かつ奥深く、分かりやすくて大好きです。

 

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研修医向けの有名な著作は以下のとおりです。他にもちょくちょく著作はあるみたいですが、割愛します。

・『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

竜馬先生シリーズで最も有名な著作です。血液ガス分析の入門書として最適。

・そもそもPaO2、SaO2、PAO2の違いがあやふや

・A-aDO2の計算の仕方があやしい

・アニオンギャップが上昇する疾患は語呂合わせでむりやり覚えたが、実臨床でどう使えばいいのかよくわからない

・HCO3-の補正の話になるとわけわからなくなる

上記のような悩むを持つ人が読むと、疑問が氷解します。しかもタイトル通り150分で読めます。そんなに高くない本ですし、迷うくらいなら読んじゃったらイイと思います。ただ、研修医になって半年くらい経つと「ちょっと物足りないなぁ」と思う本でもあります。

 

・『帰ってきた 竜馬先生の血液ガス白熱講義22問

2017年10月末に販売された本です。『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』の練習問題を22問示し、より定着度を上げる本です。なんだかんだ言って「白熱講義」は国家試験を乗り越えた研修医にとってはアタリマエのことが多く、眠くなっちゃう内容も多いですが、この練習問題を通じて実臨床での活かし方が分かります。「白熱講義」とセットでおすすめする本です。

 

・『Dr.竜馬のやさしくわかる集中治療 循環・呼吸編〜内科疾患の重症化対応に自信がつく!

敗血症や肺炎といった疾患が重症化し、ICU入室した際の治療について書かれています。僕自身はそんなに悪くはない本なのでは、と思いましたが、Amazonの評価は意外と辛口です。特に気道管理に関しては麻酔科専門医の先生からは辛口評価されています。疾患に関しては、分かりやすく書かれているので、決して悪くはない本だと思うのですが、、、

 

・『Dr.竜馬のやさしくわかる集中治療 内分泌・消化器編〜内科疾患の重症化対応に自信がつく!

「糖尿病ケトアシドーシス・高浸透圧高血糖症候群」「副腎クリーゼ」といった内分泌疾患、「食道静脈瘤」「急性膵炎」といった消化管疾患をメインに重症化した際のICU管理を解説した本です。病態から分かりやすく説明してあり、おすすめです。もっとも、なかなかICUに行くまで重症化した症例を扱わない病院に勤務されている方にはちょっと興味を持ちにくい内容かもしれませんが、DKA・HHS・急性膵炎といったcommon diseaseが重症化した際にはどのようになってしまうのか、知り再度病態を確認するという意味では良い本なのかもしれません。

 

・『Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理〜人工呼吸器設定の根拠を病態から理解し、ケーススタディで実践力をアップ!

人工呼吸に関しては国家試験で問われることはほとんどなく、そのわりには研修医になりたてから知識を要求される事柄の1つです。僕はこの本をゴールデンウイークに読んだ記憶があります。そもそもPEEPって何?PSVとかPCVとかSIMVとかよく分からんぞ、と思った時に読むと分かりやすく解説されています。ICUローテの前に読んでおくと役に立つこと間違いなしです。

 

・『人工呼吸に活かす! 呼吸生理がわかる、好きになる〜臨床現場でのモヤモヤも解決!

↑で示した内容とかなり被ります。一応は呼吸生理がメインで書かれている本ですが、結局は人工呼吸に活かす内容で、↑の本を買ったらこちらの本は買わなくて大丈夫だと思います。持っている人が多い有名な本なので一応ご紹介まで。

 

 

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なんか、竜馬先生の信者じゃないか、と思われるまでレビューしてしまったのですが、彼の著作は確かに僕のような研修医にはとてもわかり易い本です。ただその道の専門家からは内容が不正確!と言われることもあるようで、各自自己責任で読むようにしてください。あまり上級医に「竜馬先生の本にこう書いてありました!」と主張するのは良くないかもしれません。

 

そしてこの「白熱講義」ですが、実際にやってるみたいです。てっきりハーバード白熱講義シリーズをパクってるだけだと思ってました。。。

『集中治療クラブ 「イベント」』

https://www.intensivecare.club/event

 

僕は都内近郊には住んでいないので、このようなイベントに行くことはできないですが、もし興味がある方がいらっしゃったら、一度参加して、白熱講義を体験してみてもいいのではないでしょうか。

 

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