気管支鏡検査は呼吸器内科で行われる検査の中で最も基本的な検査の1つ。ですが、見学していたところで、
穴 そして 穴 そして 穴 ・・・
となるだけで、意味不明なことになってしまうこともしばしば。そんなことにならないために、予め気管支の解剖学的構造を理解することは重要です。
おすすめの参考書はこちら。
・初めて握る人のための 気管支鏡入門マニュアル
この本は文字通り気管支鏡を初めて握る人でも分かりやすいように、気管支鏡検査の準備から、実際の手技、その後の対応に至るまで分かりやすく書いてある本です。
正直なところ、この本を読むよりは実際に一回介助についた方がしっくり来るかとは思いますが、「HRCTと気管枝分岐を対照した図」「実際の気管支鏡画像」あたりは一見の価値はあると思います。(逆に言えば気管支鏡を握ることがない研修医にとって価値が高いのはこのページくらい)呼吸器内科の先生や先輩、図書館で借りて一読してみると良いと思います。
ただ、いざ気管支鏡を握る立場となる人からすると、この本は初心者にも優しく是非購入しておきべき本の1つになると思います。
最近ではアプリもたくさん出ていて、
・BronchoGuide by Olympus
・BronchoCases by Olympus
・Broncho
どれも便利なアプリです。このクオリティのアプリが無料で提供されているのは素晴らしいことやな、って思います。個人的には最後のBronchoがオススメ。一度お試しください。
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