世間ではお盆休み。しかし、病院にお盆休みはありません。
「今週末は妙に救急外来に患者さんが、それも軽症の患者さんが多いな」と思って、よくよく考えるとお盆休みでした。開業医の先生は休みになるのに、なんでやねん、、、と思いつつ、日々働いております。
さて、麻酔科ローテによく使う参考書のレビューをしようと思います。
医学書を安く買う方法に関しては以前の記事をご参照ください。
Myriams-Fotos / Pixabay 研修医は勉強のためにたくさんの医学書を買います。 医学書は単価が高いものが多いので、少しでも安く買いたいところ。どこで本を買うことが多いのでしょうか? 本屋で買う 医学書は単価が高いものが多いため、「買ったけどあまり自分に合わなくて全然読まなかった!」という事態は避けたいものです。そのため、一度必ず手にとって立ち読みしてみて自分に合うか確認した上で購入する、という人が多いです。 都会だと医学書もきっちりおいている本屋があるのですが、田舎の病院になればなるほど医学書の取り揃... 医学書を安く買う方法(医師・研修医・医学生向け) - のび太の研修医日記 |
スポンサーリンク
Contents
「麻酔科研修チェックノート」は定番の一冊
定番中の定番とも言える一冊です。このチェックノートを持っていない研修医は少ないのではないでしょうか。
ただ、内容はそこまで深くなく、麻酔の流れそのものはこの本を読んで勉強するよりも、実際に麻酔をかける方が何倍も早く身につきます。広く浅くカバーする本です。「チェックノート」というタイトルに偽りはありません。
実際のところ先輩あるいは麻酔科ローテを終えた同期に借りて使えば十分かなぁ、、、という本です。ローテ前に軽く目を通しておけば良いと思います。
「やさしくわかる!麻酔科研修」は軽く読み通せる読み物
こちらもよく紹介される本かと思います。
タイトルの通り、麻酔科研修のことがやさしくわかります。麻酔科医がどのようなマインドで麻酔をかけているのか概説しています。
僕はこの本でAラインの圧波形について勉強しました。軽く休み時間に読み通せる程度の軽い本です。この本も先輩あるいは麻酔科ローテを終えた同期に借りて使えば十分かなぁ、、、と思います。
スポンサーリンク
読破に時間がかかるが痒いところに手が届く『MGH 麻酔の手引き』
上で紹介した2冊はいわゆる安直本ですが、このMGH麻酔の手引は成書といってもいいのではないかと思えるボリュームです。麻酔の具体的な基準から、麻酔で使う薬の作用機序、麻酔法や麻酔薬の使い分けに至るまで詳細に記述されています。
麻酔科ローテ中は、麻酔中は暇なことが多いとおもいます。本を読む時間には恵まれていることが多いので、このくらいのボリュームの本は意外と読み通せてしまうと思います。僕の同期も1-2ヶ月のローテ期間中に読破している人が多いです。
以上、何かのご参考になれば幸いです!
ランキングに参加しています。他にも『研修医』『医師』をテーマにした面白いブログがたくさんあるので、よろしければクリックいただけると幸いです!
にほんブログ村
研修医ランキング